お久しぶりです。というのも、更新していなかったのは京都へ行ってきたからです。このために年末年始と頑張ってまいりました!!(泣)
お昼過ぎに京都駅へ到着。その後宿泊先の「柊家」さんへ。伊香保のオーモリさんのご主人が若かりし頃修行で行かれていたところ。ということで、お願いして新しく改装された新館を案内していただきました。
(スタッフの林さんには2時間もお付き合いいただきました。ありがとうございました!)
いろいろな雑誌に取り上げられているので、私がご案内する事もないので、かわいいと思ったものを。
左が和紙を柊の形に抜いたもの。でも行燈などではなく、床の間の壁で後ろから当たっているのは自然光なのです。右は引き手。「ひょうたん」がかわいいでしょ。宿泊した本館の部屋の電気とカーテンのスイッチのリモコン(?)がこれまた「ひょうたん」なのです。しかもデカイ!先々代が新しい物好きだったそうです。
人間国宝の中川清司さんの作品。床の間です。近くに寄るまで何で出来ているのかわかりませんでした。浴槽や桶等も中村さん作だそうです。私も始めて知ったのですが、こうや槇が耐久性、そして保温とすぐれているそうです。現に5、6使用した浴槽も角が気持ち黒ずんでいるだけで、1年経っていないようなものでした。もちろん保温性もバッチリでした。
左の写真でおわかりいただけるかと思いますけど、柊家さんも、俵屋さんも高いマンションに囲まれているんですよね。その中でうまく坪庭を利用して素敵だなーって以前から思っていました。
この辺りは商圏内で東京と同じく土地の値上がりがすごいそうです。そのため、相続が大変で手放す事になり、そこをマンション業者が購入して建ててしまっているとか。そこに住む方は便利でしょうけど、大事なものって何?って思います。便利さっていい風景とか風情とか歴史を壊してしまっていると思います。壊したら真似はできても同じものは二度と作れないんですよ。
ちょっと熱くなってしまいました。続く・・・
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